モラハラ夫の不倫と探偵調査

男は不倫をする生き物だ。

我が家のモラハラ夫も例に漏れなかったようだ。彼のモラハラや家庭を顧みない仕事人間なこともあり、発覚した当時は正直家庭内別居状態。これまで子育てに奮闘し、我慢してきた私はバカだったのか…その裏で楽しんでいたのかと怒りよりも悔しさがこみ上げたことを今でも覚えている。

不倫発覚から探偵への依頼と調査について、実体験を基にお伝えします。

  • 香水や使っているものの趣向が変わった。
  • 帰宅時間が遅くなった。
  • 無頓着だった服を新調した。
  • 家の中でもスマホをやたら持ち歩くようになった。
  • 急にいい夫、いい父親を演じてきた。

女の嗅覚を侮るなかれ、おや ?という小さな変化がその他にもあれやこれやとあるはずです。

これらは後に探偵への調査依頼をするときに手掛かりとなる可能性があります。

ですから、こちらが疑っていることを相手に悟られてはいけません。疑いから確信へと変わったとき、証拠というパズルのピース集めをする必要があります。警戒してピースを隠されない為にも、まずは心を落ち着かせましょう。込み上げた感情を飲み込むことは辛いですが、離婚するにしろ再構築するにしろ、”今後のために”まだ問い詰めるべきではありません。

実際に、今まで香水の類を臭いからと使ってこなかった夫が使い始めたことが、はじめの疑念でした。

不安に駆られると、人は確たる証拠を今すぐにでも掴みたくなります。手っ取り早いのがスマホの写真やメッセージのやりとりだと考える人が多いのでないでしょうか?実はLINEのやりとりを覗き見れるアプリも多く存在します。しかしこれは、プライバシーの侵害にあたる上に、どんなに確信をついたやり取りをしていても法的な証拠にはなり得ない可能性が高いです。

とはいえ、私の確信へと変わったタイミングはLINEの通知メッセージでした。

それは朝方、酔っぱらって帰ってきたであろう彼が、放っていった物を拾い集めていたときのことでした。ドラマのようなことって起きるのですね。スマホをちょうど拾い上げたとき、相手女性からメッセージがきたのです。(あぁ、これは真っ黒だ…)動悸がしました。そのまま中を見たい衝動に駆られましたが、母親の朝は1分1秒を争う戦場。そっと荷物と一緒にいびきをかいて眠っている夫の枕元へ置きました。

一般用語としては、不倫とは倫理に反する行動を指すものと思われます。

とすれば、配偶者以外の人を愛してしまった、キスや手を繋いだ、といったことも、相手の心を裏切り、倫理に背いたして不倫と見なされるかもしれません。

しかし、法的な罰則を与えたいと考えたとき、対象となるのは「不貞行為のみ」です。この不貞行為とは、婚姻中に配偶者以外と性的関係を持つこと。つまり、不貞行為があったという確固たる証拠がなければ、法律上では慰謝料を請求することもできません。

きっとみなさんが1番に気になるところが調査費用ではないでしょうか?

調査時間によって算出されるので天井はなく、安くても20万スタートでみたほうが良いでしょう。ここで気を付けたいのが、安価な探偵会社です。安いということは人件費を抑えているということで、経験値が低いアルバイトを使用している可能性が高いです。そうなると、せっかく現場をおさえ写真が撮れても明確な写真ではなく、証拠として不十分とされてしまうこともあります。ですので、探偵会社を決める際は慎重に行ってください。

だいたいの探偵会社が”30分無料相談”といったものを設けているかと思います。電話することは勇気が要りますが、その会社の人柄を知る大事な機会でもあり現実的なコストも見えてきます。

調査対象となる人の行動が不規則だったりすると、素行調査から始めることになるのでそのぶん調査時間が膨らみ費用もあがってきます。ですので可能な限り対象の行動を把握できていると、調査を進めやすいです。

依頼する探偵会社にもよると思いますが、5時間で15万とかと「何時間単位」での費用になってくることが多いようです。実際にそれプラス、本調査前の現場の下調べといった経費として初回費用がかかってきます。

急な調査依頼も受け付けてくれますが、オプション料金がかかってくる場合もありますので、それも確認しておくといいでしょう。

無料相談後、調査を依頼することになったら契約書を交わします。クーリングオフやオプションについてなど細かなことも書かれているはずですので、漏れなく確認してくださいね。

調査対象の写真や車移動がある場合は車の写真等も提出してきます。そしてこの日が怪しい!と判断したら、調査してもらいたい日時を指定します。契約している時間内で尻尾をつかめなかった場合、延長するかどうかも確認されます。ここで注意したいのが、例えば相手宅に入ったことと出たところも抑えなければ証拠として成立しないことです。

調査後は細かい日時と写真、動向について書かれた報告書をもらっておしまいです。

モラハラ気質の多くが、短気で聞く耳をもたず口達者です。

だからこそ、しっかりと証拠をとって対応するべきなのです。そうでないとどんどん論点をずらされ、挙句の果てに「お前だって」「お前のせいだ」とあなたを悪者に仕立てようとしてきます。

再構築を望むのも離婚に踏み出すにしても、あなたの1度きりの人生は誰のモノでもありません。あなたのモノです。笑顔のある未来になりますように。

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